私たちが産まれるべき理由

意識の実験を行う日本人男女

 皆さんは「この世に産まれるべき理由」を知っておりますか。私たちは苦境に立たされたり、或いは人生の転機が訪れた時等に「人は産まれるべきなのか」と考えてしまう事があります。そこでこの記事では、そのような時でも「産まれてよかった」と思えるような産まれるべき理由について解説したいと思います。

科学的な見解

 私たちの生きる目的は「不幸を回避し幸福を享受する事」であると過去の記事で明らかにしました。(参照「生きる目的」)このことから、私たちが「産まれるべき」と判断する基準は、生きる目的である「不幸を回避し幸福を享受する事」を達成するために産まれる事が得策であるか否かという事になります。即ち、産まれた場合の方が産まれない場合よりも、不幸が少なく、幸福が多ければ、人は産まれるべきであると判断でき、その逆であれば産まれるべきでないと判断する事ができるといえるのです。これを科学的に判断するためには以下の事を解明する必要があります。

  1. 意識・幸福・不幸がどのような物理現象であるか
  2. 産まれなかった場合の意識・幸福・不幸はどのような状態であるか
  3. 産まれる場合と産まれない場合の幸福と不幸を定量化して比較する方法

しかし人類は上記1~3のどれも科学的に解明できておりません。従って、この世に産まれるべきか否かを科学的に判断する事は現時点で不可能であると言えます。

意識を解明できない事について

 オーストラリア大学のDavid J. Chalmers氏は1994年に発表した論文「Facing Up to the Problem of Consciousness」の中で以下の様に述べております。


「意識は、心の科学において最も難解な問題を提起する。意識経験ほど深く理解できるものはないが、説明が難しいものもない。近年、あらゆる種類の心的現象が科学的研究の成果を上げてきたが、意識は頑固に抵抗してきた。多くの人が説明を試みてきたが、その説明は常に目標に達していないように思われる。中には、この問題は解決不可能であり、良い説明は不可能であると考える者もいる。・・」(引用:https://consc.net/papers/facing.pdf)


 また大阪公立大学の牧岡教授は2024年に発表した論文「Conscious access through a model of the world and body」の中で以下の様に述べております。


「意識は認知科学と神経科学における最大の謎の一つです。20世紀以降、様々な意識理論が提唱されてきましたが、この謎の全容は未だ解明されていません。・・」(引用:https://osf.io/preprints/psyarxiv/f2bh8_v1)


 このように、2024年においても意識・幸福・不幸については未だに解明されていないという事が論文発表からわかります。ここで意識に関する特に注目すべき未解明な事を2つ紹介いたします。

意識の実験を行う日本人男女

①あなたの意識が他人ではなく、あなたの体に宿る理由

 人の体の構造は本質的に皆同じであり、脳の構造も本質的に皆同じであるにもかかわらず、あなたの意識が他人ではなく、あなたの体に宿る理由を現代の科学は説明できません。例えば、あなたの脳の構造の特徴があなたの意識を形成していると想定した場合、脳の構造が成長するに連れて変化しているにもかかわらず、あなたの意識があなたの体に宿り続ける事の説明がつきません。また、あなたの遺伝子の特徴があなたの意識を形成していると想定した場合、同じ遺伝子を持つ人(例えば一卵性双生児等)同士が、別々の行動をとる等の個々の意識を持っていると考えられる事の説明がつきません。

②人の意識はいつ発生するのか

 現代の科学は人の意識がいつ発生するのかについて解明できておりません。多くの人は、産まれた直後の記憶はありませんが、産まれたときは「おぎゃー」と泣いたり、手足を動かしたり、微笑んだりしていたはずですので、そのころから既に意識は存在していたと考える事ができます。もしかしたら、私たちの記憶がないだけで、受精卵の状態で既に意識が存在していたり、或いは、受精卵になる前の状態から意識が存在する可能性もありうるのです。少なくとも現代の科学ではこの可能性を否定する事はできません。

意識の実験を行う日本人男女

人類が産まれるべき理由

 私たちは、この世に産まれるべきか否かを知る必要があります。なぜなら、人が生きる目的である「不幸を回避し幸福を享受する」事を達成するために、この世に産まれるという手段が正しい選択であるか否かを知る必要があるからです。では、私たちはどのようにして産まれるべきか否かを判断すればよいのでしょうか。その方法は一つしかないと私は考えます。それは、現在の科学技術を更に進歩させて、意識、幸福、不幸について解明し、産まれる方の幸福量が多いのか否かを科学的に明らかにする事です。

 人類は今日までに科学技術を発展させることで様々な現象を解明してきました。この事実は人類が科学技術をさらに発展させることで、これからも多くの謎を解明できることを意味し、そしていつか意識・幸福・不幸を解明し、産まれるべきか否かを判断できる事を示しています。人類は必ず産まれるべきか否かを科学的に解明することができます。なぜなら人類はこれらを解明するまで永遠に科学技術を発展させ続けるからです。またそれだけでなく、難病の克服や不老不死の達成等、完全な不幸の回避と永遠の幸福をいつか手にすることもできるでしょう。

 つまり私たちは科学技術を発展させて、完全なる不幸の回避と永遠の幸福を実現すると同時に、この世に産まれるべきか否かを知るために、現時点ではこの世に産まれるべきであると結論付けることができるのです。

人類として産まれるべき

 産まれるべきか否かを議論するには人間以外の生物に着目する事も重要です。私たちは人間以外の生物に意識が存在するか否かを厳密に知る事はできません。しかし、人間以外の生物も食事をしたり、或いは大型生物から逃げるなどの行動をとることから、食欲や空腹感、あるいは恐怖感などを感じていると想像できます。つまり、動物、昆虫、微生物等の多くの生物にも人間と同様に意識が宿っており、幸福や不幸を感じている可能性があると言えます。

弱肉強食

 世の中には100万種以上もの生物が存在すると言われております。その中で文明や科学技術を発展させて、多くの不幸を回避し幸福を追求してきたのは人類しかおりません。人類以外の生物は文明や科学技術を発展させられないため、原始的で過酷な生活からいつまでも脱却できないままです。このように、様々な不幸を回避し幸福を享受するためには他の生物ではなく、人類として産まれる必要があるのです。私たちが人類として産まれてこれた事はとても貴重で幸せな事であると言えます。また、現代の科学では、あなたの意識が他の生物ではなくあなたの体に宿る理由を説明できません。もし、あなたの親があなたを産まなければ、あなたが他の生物として産まれていた可能性もあるといえるのです。

人類が発展している様子

まとめ

 生きる目的である「不幸を回避し幸福を享受する」事を達成するために、私たちは産まれるべきか否かを知る必要がありますが、現時点で人類は産まれるべきか否かを科学的に判断できません。これを判断できるようになるためには科学技術を発展させる以外に方法はないため、現時点で人類は科学技術を発展させるために産まれるべきであると結論付けられます。同時に、科学技術を発展させて完全なる不幸の回避と永遠の幸福を実現するためにも人類はこの世に産まれるべきです。また、私たちが人類として産まれていなければ、他の生物に産まれてしまう可能性を現代の科学は否定できません。他の生物に産まれてしまう事を回避するためにも人類として産まれるべきです。

☆広告☆

大切な人と出会う為に、動き出しましょう!!

この世に産まれるべき理由がわかったところで、独身男女は婚活を始めましょう。東証プライム上場企業IBJが運営する婚活パーティーの【IBJ Matching】をお勧めします。